親孝行な子供が育つコミュニケーション
親に感謝する子 親を恨む子 に育つ 分かれ道
成長した子供に 「小さい頃***して、育ててくれてありがとう」そう言われたいですよね。
逆に「あんなふうに育てられたせいで わたしの人生は台無しだ」と、親を恨む子供も少なからず存在するのも事実です。
自分の家庭は大丈夫!こんなに子供のためを思って、子供中心の生活をしているのだから、きっと感謝されるに決まっている、果たしてそうでしょうか?
これから、親の何気ない接し方について考えてみましょう。
親の目線
A:子供がすることを見守る
B:子供がするべきことをしているか監視している
親の言葉
A:子供の考え、思い、したいこと、したくないこと、その理由を我慢強くきく
B:親が子供にしてほしいこと、したほうがいいと思い込んでいることを子供に指示する
親の行動
A:自分の失敗は謝る、子供にしてもらったことは感謝する
B:大人は謝らない、感謝もしない、子供には逆を要求する
親の信念
A:自分も周りも幸せになるように
B:自分たちが勝つためには、他人は押しのけてでも、勝ち組になれ
ざっと、挙げただけでも こんなにあります。
さあ、いつもの自分の行動や子供への接し方を 冷静に振り返ってみませんか?
小さい頃にできなかったからといって、もう取り返しがつかないって、あきらめることはありません。
何歳になっても、子供は子供です。親が気がつけば、子供に伝わります。
親だって、人間です。自分が育てられた環境にも影響を強く受けていて、無意識に自分の子供にも 同じことをしていたりするものです。
子供の心に寄り添う子育て
ほんの少しからでも、始めてみましょう。
子供は自分の持ち物ではないと認識をする
子供をひとりの人間としてリスペクトをもって接する
子供の行動の理由を聞いてあげる
子供と一緒に遊ぶ
子供に親が何かに夢中になっている姿を見せる
子供に親の本心を伝える
子供の今 この瞬間に 応えてあげる
その瞬間こそが幸せのもと
おうちが牢獄になっていませんか?
あっという間に育っていく 子供たち。
忙しいスケジュールを組んで、親子の会話がまるで上司と部下や、マネージャーのようになってはいませんか?
子供は、自分に注目されるのは大好きです、でも監視されることは、全くの別物です、ね。
ありのままで、ほっとできる関係ですか?
親が何気ない子供の姿をありのままに見守ること、それこそが暖かい愛情の表現なのです。そんな中から、子供の好きなことや、優れていることが、見えたりするものです。
ゆっくりと、そっと見守りましょう。
この ひとりの人間が どんな思いや、才能や、夢をもっているのかな?
今は、どんな気持ちなのかな?
手を止めて、子供の目をみて、話をきいてあげましょう。
かあさん、あのね、今日は こんなことが あったよ、って 息をきらせて話してくれる、そんな時間の積み重ねが、子供を育んでいくのでしょう。
大きくなって ありがとうって、お互いが言えるような親子関係を築いていきたいものですね。