あどりぶ人生

マニュアルなんて通用しない時代に大切なのは、アドリブで対応できる能力だった。今この瞬間を生きると楽になれる、自分なりの幸せを見つけるブログです。

子育ての悩み 英語できる子にするには?

子育てママの相談

どうしたら英語しゃべれるようになれますか?

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はい、結論から申し上げます。

ずばり、それは、

  • 目的
  • 年齢
  • 個性
  • 予算
  • 環境
  • 愛情

によります! (きっぱり!)

バイリンガル子育て試行錯誤した 元ママの個人的意見です。

 

 

英語を家庭で取り入れる前に、しっかり方針を決めることが大切ですね。

周りや、いろいろな雑音に流されないで。

  • どうして、この子に 英語を身につけさせたいのか?
  • 将来を通して、この時期に 英語のために投資するお金と時間は?
  • 家族の労力、ストレスは?
  • 家族が大事にしているものの優先順位は?

など、大きな紙に 思いつく限り 書き出してみることをお勧めします。

正解は、1つではありません、決めて 始めてからも 修正できますから。

 

絶対にやってはいけないこと


バイリンガル子育てされた子供の感想です。
  1. 親が母国語を話さないで、英語を使おうとすること
  2. 子供が日本語で言いたいことがあるのに、英語直すこと
  3. 英語を強制、管理、ご褒美の代償にすること
  4. 英語のために使う 時間、予算、エネルギーの配分を考えないこと

英語のために 子育ての愛を忘れないで!


1。親が母国語を話さないで、英語を使うとどうなる?

親が無理して英語を使うと何が問題なの?

親がバイリンガルでない限り、第二言語で母国語のような自然なコミュニケーションを続けることが難しい点です。

普段は日本語の環境なのに、特定の場面とか、決まり文句や単語だけを英語で言われても、子供も戸惑うことでしょう。

特にこれだけ素材が気軽に手に入る時代に、親子の母国語でのコミュニケーションを犠牲にすることはないのです。

 

次に アイデンティの問題もあります。

自分の根っこがしっかりしているという感覚ーアイデンティティ

日本に生まれて日本で育ったら、意識もしないし、感謝もすることもないかもしれませんが、この自分が何者であり、どこに属しているかがはっきり認識できることは、貴重なことです。

 

言葉には、必ず文化背景が影響していますが、言葉の習得だけに気を取られてしまうと、自分たちが住んでいる土地、国の文化背景を軽く考えてしまうことがありますね。

アイデンティを確立するためには、少なくとも1つの言語で深く思考できることが大事です。

ですから、特に子供の一番近くにいる人は、母国語でしっかりコミュニケーションをすることをお勧めします。

しっかりしたアイデンティティと思考力を母国語で身に着けることは、思っている以上に重要だったと、子供が成長してから思い知らされます。

 

じゃあ、英語はどうやってインプットすればいいの?

私が子育てをしていた時代は、英語のビデオを手に入れるのも難しかったです。

(えー!想像できないくらいの昔話。。)

現在は、あらゆる媒体でしかも無料で、音声、映像、本、サイト、ゲームなど ここでいうまでもなく選び放題ですよね。

グローバルな視野を広げるために、とても恵まれた環境になってきました。
日本に居ながら 英語は溢れているのですから。

 

大人ができることは、子供の様子をしっかりみて、好きなことを 英語でインプットできる素材を選んであげること。

それを 気軽に家族で楽しむこと。

英語が幸せな記憶とリンクする、それだけで充分です。

 

 例えば

うちの子は、こんなことしている時が 楽しそうだな

うちの子は、これが とっても興味あるみたいだな

 

そんなふうに 子供のことを見守っていたら 自然とぴったりの素材が見つかります。

完璧なものじゃなくていい、ゆるーく いろいろと試しながら それ自体を楽しみましょう。

 

すぐに効果を期待しないで。

結果は、成長してからわかるものです。

幼児期は、ただいろんな種をまいてあげる時期かと。

 

無理強いしない、管理しない、責めない、とにかく、英語と関わっている時間が親子の愛情を感じられる時間であれば、ストレスなく続くことでしょう。


2。子供が何か言いたい時に、日本語を英語に直すのはダメ?

「僕の言葉を奪われた気がした」

成長した我が子と 思い出話をしている時に言われて、はっとした言葉です。
楽しいことがあって、すぐに言いたかったのに、英語に直された時の気持ち。
子供は、その瞬間が全てです。しっかり子供を受け止める愛を優先しましょう。


3。英語が嫌いになってしまう親の行動とは?

もう、お気づきでしょう。親が管理目線になってしまったら、子供はどんな習い事でも、どんなに興味があって、好きで始めたことでも、嫌になってしまいます。

「もう、やだ!」

 

良かれと思って、お膳立てして、成長してほしいと思って、かけた言葉が、実は子供を追い込んだり、潰したりしていること、よくありますね。

その真っ只中にいる 子育て中は 大人でさえ 追い込まれているのですから、無理もないことです。

英語を家庭で取り入れる時に してはいけないことは?

強制、おどし、監視、ご褒美、比較 

どれも 逆効果であることは、間違いないですね。

「英語じゃないとだめじゃない!」

「はい、英語の時間よ、早く!」

「英語で言えたら おやつよ!」

「OOちゃんみたいに 英語じょうずになろうね!」

無理なく英語環境をつくるために 大切なことは?

大人も、子供も 楽しいこと、愛されていると感じていること、自分を受け入れてくれていると安心できること、そんな空気の中なら 興味があることをどんどん吸収していくものです。

親の愛は、外注できませんよ。子供はただ自分を見て欲しいのです。一緒におもしろいことをしたいのです。

 

英語がしゃべれることより、どこに行っても、自分をしっかり表現できる人間に育てるほうが、何億兆倍も大事です。英語は 所詮 コミュニケーションの道具の一つなのですから。

幼児期は特に、愛情に勝るものなし。(きっぱり!)
家庭でできる、予算と時間の中で、工夫しながら、楽しみながら 見守りながら 英語のインプットで世界を広げてあげましょう。

子供の人生は始まったばかり。
愛と尊敬をもって 日々接していれば、親の想像を超えて 羽ばたいていきますよ。