あどりぶ人生

マニュアルなんて通用しない時代に大切なのは、アドリブで対応できる能力だった。今この瞬間を生きると楽になれる、自分なりの幸せを見つけるブログです。

「みんな」っていう脅迫

ほら、みんな、やってるよ。

みんなのいう通り やろうね。

もう、みんな知ってるよ。
みんなが 嫌いっていってたよ。

みんなに 笑われるよ。

 

親が子供にかける言葉に どれほどの脅迫要素が含まれているか、気づいている人もいれば、無意識で使っている人もいる。

 

親自身も、世間という見えない常識や暗黙の掟(おきて)や、しがらみの中で がんじがらめになりながら、

地雷を踏まないよう、

波風立てないよう

目立って 叩かれないよう

迷惑かけないよう

後ろ指を刺されないよう

慎重に 生きている。

 

自分の子供が 何か その暗黙の取り決めから 外れたことをすると、

親としての力不足を非難されるのでは、、

それが、怖い。

 

優しく見守っていた親の目は、だんだんと 監視に変わっていることに

ハッと気づく 瞬間が増える。

 

自分は、誰のために 今 子供を叱ったのだろう?

本当は、子供にもっと のびのび育って欲しいのに

個性的であって 欲しいのに

世間がそれを 許さない。

 

汚い

うるさい

やんちゃ

どろんこ

ぐちゃぐちゃ

ワイワイ

目立ってる

変わってる

突拍子もない

抜けてる

愛想が悪い

なんだか へんな

 

自分の保身のために 子供に間違った叱り方をした時は、素直に子供にそう伝えよう。

「さっきは ごめんね。」

 

命に関わるような 迷惑をかける様なことは もちろん 叱らないといけない。

世間の目に、声にばかり 振り回されないで、家庭で話し合って、ぶれない基準を作るのが、いいんじゃなにかな。